ドラム式洗濯機で風呂水を使うデメリットとは？【注意点を解説】

「風呂水を使って水道代を節約したい」、「ドラム式洗濯機で使っても大丈夫かな」

昔から実家で、洗濯の際は風呂水を使っていたという人もいるのではないでしょうか。

結論、ドラム式洗濯機で風呂水を使用して問題ありません。

ただし、デメリットや注意点もあります。

本記事の内容を参考に、安心して風呂水を使いましょう。

参考：ヒートポンプ式のドラム式洗濯機の意外なデメリットとは

ドラム式洗濯機で風呂水を使うデメリット

ドラム式洗濯機で風呂水を使うデメリットは以下です。

洗濯機の劣化や悪臭の問題

ドラム式洗濯機で風呂水を使うデメリットとして、洗濯機の劣化や臭いの問題があります。

風呂水には、髪の毛や石鹸カスなどの汚れが含まれています。

これらの汚れが洗濯機の中で溜まることで、洗濯機の劣化が進んでしまうのです。

また、風呂水には菌やカビが繁殖する可能性があり、洗濯機から悪臭が発生することもあります。

風呂水を使う際には、定期的に洗濯機の掃除をするなど工夫が必要です。

洗濯物への影響

風呂水を使って洗濯すると、洗濯物に悪影響を与える場合があります。

風呂水には、ボディソープやシャンプーなどの洗浄成分や、肌や髪の毛から出る油分、ホコリなどの汚れが含まれています。

これらの成分が洗濯物に付着してしまうと、洗濯物の色落ちや色移り、悪臭、生地の劣化などの問題が発生する場合があります。

また、風呂水に入浴剤を使用している場合、色素が含まれていることがあります。

これが洗濯物に付着することで、色あせや色移りが生じることがあります。

風呂水をドラム式洗濯機で使用する際には、洗剤や柔軟剤を使用し、これらの影響を軽減することが重要です。

ドラム式洗濯機で風呂水を使う際の注意点

風呂水を使う際に注意すべき点を2つ解説します。

風呂水を使った後の洗濯機の掃除方法

風呂水を使った後は、洗濯機内に残った汚れや雑菌を取り除くために掃除をする必要があります。

掃除方法としては、以下のような手順が効果的です。

これらの手順を実行することで、洗濯機の劣化や雑菌の繁殖を防ぐことができます。

風呂水の使用回数が多い場合は、週に1回程度は掃除をするようにしましょう。

使用する洗剤や洗濯モード

ドラム式洗濯機で風呂水を使う際には、使用する洗剤や洗濯モードに注意が必要です。

洗剤と風呂水に含まれるアルカリ性の物質が混ざり合うことで、洗浄力が低下してしまうことがあります。

洗浄力の低下を防ぐために、中性洗剤を使用することをおすすめします。

また、ドラム式洗濯機の中には専用の「風呂水洗いモード」がある製品もあります。

このようなモードを使用することで、風呂水による洗浄効果を最大限に高めることができます。

また、洗濯物の素材によって洗濯モードを使い分けることも重要です。

風呂水は硬度が高いため、合成繊維や色落ちの心配のある洗濯物を洗う際は、適切な洗濯モードを選ぶようにしましょう。

ドラム式洗濯機で風呂水を使うメリット

ドラム式洗濯機で風呂水を使うメリットは以下です。

水道代の節約

風呂水を使う最大のメリットは、水道代の節約です。

洗濯にはたくさんの水が必要になります。

風呂水を利用することで、その分の水道代を大幅に削減することができます。

また風呂水が暖かいうちに利用すれば、温水代も節約することができます。

洗濯機に必要な温水を作る必要がなくなり、ガス代や電気代を節約することができます。

洗浄力の高さ

風呂水を使うもう1つのメリットは洗浄力の高さです。

お風呂のお湯は、普通の水道水よりも熱いため汚れがよく落ちます。

例えば、綿素材の白いシャツに汗ジミがついた場合、普通の水道水で洗濯するよりも、熱いお風呂のお湯につけておくと、汗ジミがよく落ちることがあります。

ただし、前述の通り菌やカビが増殖してしまう可能性があるので、洗剤の量を多めにして洗濯物をよくすすいだり、洗濯後にしっかり乾かすなど、衛生面には十分注意しましょう。

よくある質問と回答

風呂水を使った洗濯に関するよくある質問にお答えします。

まとめ：ドラム式洗濯機で風呂水を使うデメリットは解決可能

本記事では、ドラム式洗濯機で風呂水を使うデメリットや注意点について解説しました。

ドラム式洗濯機で風呂水を使うデメリット：
・洗濯機の劣化や悪臭の問題
・洗濯物への影響

しっかりと掃除を欠かさなければ、風呂水を使っても特段問題はありません。

水道代を節約したい人は、ぜひ試してみましょう。

関連記事：トイレの人感センサーのデメリットとは【後悔しない？】