じゃがいもを主食にするメリットとデメリット【注意点も解説】

「じゃがいもを主食にしたらヘルシーで良さそう」、「お米よりも安いしアリかも」

ドイツを始め、世界にはじゃがいもを主食としている国がいくつもあります。

じゃがいもを主食にした生活のメリット・デメリットは何なのか？

本記事で理解を深めてから、ぜひじゃがいも生活をスタートさせましょう！

じゃがいもを主食にするメリット

じゃがいもが主食にする主なメリットは、以下の3つです。

栄養が豊富

じゃがいもは、人間の成長に欠かせない三大栄養素の1つである「炭水化物」です。

そのため、多くの国で主食として食べられています。

じゃがいもには、食物繊維、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛といった様々なビタミンやミネラルも含まれています。

毎日摂取することで、無理なく健康を維持することができます。

様々な調理ができる

じゃがいもはこれまでの歴史の中でも、世界中で多くの人に親しまれてきた食材です。

そのため、家庭料理から高級料理まで、様々な料理に使用されています。

日本においても、肉じゃがやコロッケ、カレーライス、ポテトサラダなど様々な料理法があり、毎日飽きずに摂取できる優れた食材と言えます。

1年中安定して調達できる

毎日主食として食べるには、1年中安定した価格で購入できる必要があります。

その点、じゃがいもはあらゆる土地で育ち、数ヶ月という長期間保存が効くため、1年中スーパーで購入することができます。

購入後も常温保存で1ヶ月程度持つため、大量に購入しても悪くなる前に食べ切ることができる、主食にぴったりの食材なのです。

じゃがいもを主食にするデメリット

じゃがいもが主食にする主なデメリットは、以下の2つです。

糖質が多い

じゃがいもは、野菜の中でも糖質が高い食材です。

でんぷんが多く含まれていることもあり、糖質が高く、血糖値を上げやすい特徴があります。

したがって、糖尿病の人などは食べ過ぎないよう注意が必要です。

毒素を含んでいる

じゃがいもには、ソラニンやチャコニンと呼ばれる毒素が含まれています。

これらの毒素は、じゃがいもの芽や葉、茎、皮などに含まれているため、調理する際は注意が必要です。

ソラニン中毒の症状としては、けいれんや下痢、頭痛などが挙げられます。

じゃがいもを通じて、深刻な健康問題を引き起こすほどのソラニンを摂取する可能性は低いです。ただし、決して注意は怠らないようにしましょう。

毒素の生成を防ぐためには、じゃがいもの保存方法が重要です。

涼しく乾燥した場所で、光を避けて保存する必要があり、他の野菜と一緒に保存してはいけません。

じゃがいもが緑色に変色していたり、芽が出始めている場合は、毒素がこれらの部分に集中しているため、食べないようにしましょう。

じゃがいもの栄養素

じゃがいもは栄養価が高い野菜として、これまでも多くの国で主食として食べられてきました。

具体的には、中くらいの大きさのじゃがいも1個で、1日に必要なビタミンCの半分、食物繊維の3分の1、カリウムの半分以上を摂取できます。

また、じゃがいもにはポリフェノールなどの抗酸化物質も含まれているため、健康に良いとされています。

じゃがいもの主な栄養素

じゃがいもが主食の国

じゃがいもは、世界の多くの国で主食として食べられています。

ペルー

じゃがいもの原産地は南米アンデス地方とされ、ペルーでは数千年前から主食として食べられています。

ペルーでは数百種類のじゃがいもが栽培されており、パパパアラフアンカイナ（じゃがいものスパイシーなチーズソース）やロモ・サルタード（牛肉のじゃがいも炒め）など、多くの伝統料理でメイン食材として使用されています。

アイルランド

じゃがいもは16世紀にアイルランドに伝わり、特に貧しい人々の間で広まりました。

現在でもじゃがいもはアイルランドの食生活の中心的な主食となっており、マッシュポテトやコルキャノン（キャベツやケール入りのマッシュポテト）といった料理が人気です。

ドイツ

ドイツでは、ポテトサラダやポテトフライ、カルトッフェル（ポテトのパンケーキ）など、多くの伝統料理で使われています。

また、お肉やソーセージと一緒に副菜として出される場合も多いです。

ポーランド

ポーランドでは、サワークリーム、チーズ、ソーセージなど、様々なトッピングを添えて食事のメインとして提供される場合が多いです。

また、ピエロギ（ジャガイモとチーズが入った餃子）やコピツカ（ジャガイモの餃子）などの伝統料理にもじゃがいもが使われています。

じゃがいもを主食にするのに向いている人

じゃがいもを主食にするのに向いている人として、以下の特徴が挙げられます。

食費を抑えたい人

じゃがいもは、お米などの他の炭水化物と比べて、価格や安い傾向があります。

また一度に大量に購入しても保存が効くため、スーパーの特売などの安いタイミングで仕入れることもできます。

自給自足したい人

じゃがいもは、どのような土地でも育てやすい特徴があります。

お米などと比べて栽培するのも難しくないため、田舎で自給自足生活を送りたい人などにとっては育てるハードルが低い炭水化物だと言えます。

主食にするならまとめ買いがおすすめ

じゃがいものまとめ買いは、コスパが良さと、自宅に届く手軽さから多くの人が利用しています。

特に主食にする場合は、相当なスピードでじゃがいもを消費することになります。

その都度買い物にいく必要がありますが、じゃがいもは思ったよりも重いので重労働です。

まとめ買いすることで安く購入できるのも大きなメリットです。

ネットでおすすめの商品

Amazonでも常に上位にランクインしている人気の商品が以下の北海道産じゃがいも10kgです。

じゃがいもの一般的な相場は、450円/1kgと言われています。

なのでこの商品は、平均価格の40%オフという破格の安さなのです。

しかも北海道産なので品質面も安心です。

注意が必要なのが、本商品は「訳あり」とあるように、傷があったり、サイズが小さいことがあります。

要は訳あってスーパーには並べられなかったものを安く売っているということ。

サイズが小さいため、一部の料理には向かない場合もありますが、その点が気にならない人には一押しです。

人気の商品で届くまでに時間がかかるので、興味がある人は早めの購入がおすすめです。

じゃがいもに関するよくある質問

じゃがいもに関するよくある質問にお答えします。

まとめ：じゃがいもを主食にするのはデメリットもあるがアリ

本記事では、じゃがいもを主食にするメリットとデメリットについて解説しました。

日本人にはあまり馴染みがありませんが、世界にはじゃがいもを主食にしている国が多くあります。

特に食費の面でも安く済むので、数日間だけでも試しに主食にしてみてはいかがでしょうか。