「きゅうりって栄養がないって聞くけどホント?」、「ダイエットにはいいのかな」
きゅうりは地味ですが、値段も安く、使い勝手が良い野菜です。
ただ、栄養がないと言われることも多く、本当に食べる価値があるのか疑問に思っている人も多いと思います。
本記事では、案外知られていないきゅうりの意外なメリットやデメリットについて解説します。
きゅうりのメリット
きゅうりを食べるメリットを3つ紹介します。
- ダイエットに向いている
- 消化を促進する
- 肌に良い
ダイエットに向いている
きゅうりは1本あたり約14キロカロリーと非常にカロリーが低く、太りにくい食材です。
また95%が水分でできているため、水分を摂取して満腹感を得ながら、無理なくダイエットを行うことができます。
消化を促進する
きゅうりには、ペクチンと呼ばれる水溶性の食物繊維が含まれています。
ペクチンを摂取することで、規則正しい便通を促し、消化を良くする働きがあります。
肌に良い
きゅうりは抗酸化物質が豊富で、水分を多く含んでいるため、肌に良いとされています。
食べて摂取するのはもちろんですが、化粧水やフェイスマスクの原料となっている場合もあり、様々な摂取方法が可能です。
きゅうりのデメリット
きゅうりを食べるデメリットを2つ紹介します。
- 体を冷やす
- 農薬が残留しているリスク
体を冷やす
きゅうりは、95%が水分でできており、またカリウムを含んでいることから体を冷やす効果があると言われています。
なので、きゅうりばかりを大量に摂取していると、体が冷えて体調不良につながる可能性があります。
暖かい他の料理と一緒に食べるなど、工夫して摂取するようにしましょう。
農薬が残留しているリスク
多くの場合、きゅうりは農薬を使用して栽培されています。
これは他の野菜でも同じですが、きゅうりはほとんどの場合、加熱せずにそのまま食べるため、注意が必要です。
食べる前には必ずしっかりと洗うようにしましょう。
きゅうりを食べた方がいい人
以下2つのタイプの人は、きゅうりを食べることをおすすめします。
ダイエット中の人
きゅうりは1本あたり約14キロカロリーと低カロリーなので、ダイエットに向いています。
またサラダに入れてもよし、そのままかじってもよしということで、使い勝手の良い食材といえます。
水分量が多くて、満足感が得られるため、少しずつ食べて空腹を紛らわすのも良いでしょう。
高血圧の人
きゅうりはカリウムを多く含んでいます。
カリウムは、体内の余分なナトリウムを排出させ、血圧を下げる効果があります。
また水分補給にもなるため、高血圧の人は積極的に食べると良いでしょう。
きゅうりの栄養がある食べ方
きゅうりの栄養素を最大限に摂取できる食べ方をご紹介します。
生で食べる
サラダなど、生のまま食べるのがおすすめです。
熱を通すと、ビタミンCやK、カリウム、マンガンなどの栄養素が壊れてしまうため、できるだけ生で食べるようにしましょう。
油と一緒に食べる
きゅうりに含まれるβカロテンは、油と一緒に摂取することで体内に吸収されやすくなります。
なので、オリーブオイルをかけて食べたり、ごま油とあえるなど、油と合わせた料理にして食べるのがおすすめです。
きゅうりのマリネの作り方
最もシンプルかつ鉄板の食べ方がきゅうりのマリネです。
作り方は、以下の通り非常に簡単です。
きゅうりを薄くスライスし、塩をふりかけたら、15分ほど置いておきます。
水分を拭き取り、他の野菜やスモークサーモンなど、お好みの食材と混ぜます。
最後にオリーブオイルと塩・こしょうで味付けをしたら完成です。
きゅうりに関するよくある質問
きゅうりに関するよくある質問にお答えします。
きゅうりは冷凍できる?
冷凍できます。ただし、解凍するとやわらかくなり、歯ごたえがなくなることがあるため、可能であれば新鮮なうちにそのまま食べるのがベストです。
どのように保存すれば良い?
きゅうりは熱に弱いので、必ず冷蔵庫で保存しましょう。また湿らせたペーパータオルに包んで冷蔵することで、鮮度を長持ちさせることができます。
家庭で栽培できる?
きゅうりは庭やコンテナで栽培できます。水はけのよい土を選び、十分に日光が当たる環境で育てましょう。
食べ合わせが悪い食材は?
トマトやフルーツなど、ビタミンCを多く含む食材とは相性が悪いです。きゅうりにはアスコルビナーゼというビタミンCを壊す成分が含まれているため、お互いの栄養素を壊してしまうのです。
まとめ:きゅうりにはデメリットもあるが、食べる価値あり
本記事では、きゅうりを食べるメリットとデメリットについて解説しました。
ダイエットに良い、肌に良いなど、実は多くのメリットがあるきゅうり。
サラダに入れるだけで手軽に摂取できるので、ぜひ今日から積極的に食べるようにしてみてはいかがでしょうか。
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