「オリーブオイルって体に良さそう」、「実はデメリットもあるの?」
今では日本の家庭でも当たり前に使われているオリーブオイル。
ただ他の油と何が違うのか、分からずに使っている人が多いかと思います。
本記事では、オリーブオイルのメリット・デメリットやおすすめのレシピをご紹介します。
正しい知識を付けた上で、オリーブオイル料理を楽しみましょう。
参考:【知らないと失敗する】オリーブの庭木を目隠しにするデメリット
オリーブオイルのデメリット
値段が高い
オリーブオイルは、他の食用油と比べて値段が高い傾向があります。
オリーブオイルは収穫から加工までの手間が多く、特に品質の高いものを生産するためコストがかかるため、販売価格も高くなっています。
例えば、イタリアのトスカーナ地方で収穫された有名なエクストラバージンオリーブオイルは、1本あたり数千円することも少なくありません。
もちろん中には安いものもありますが、平均的な値段は高めであることを理解して購入しましょう。
油っぽい
人によっては、オリーブオイルが油っぽいと感じる場合があります。
オリーブオイルは、一定の温度を越えると遊離脂肪酸が増えて油っぽくなる性質があります。
新鮮なオリーブオイルであれば、柑橘系の香りやナッツのような爽やかな風味を感じることが多いですが、特に古くなってしまったオリーブオイルで料理をする際に油っぽく感じる場合があります。
このような劣化を防ぐためにも、油を保存する際には日が当たらない涼しい場所で保存することが重要です。
揚げ物をする際などは、オリーブオイルよりもサラダ油などを使用した方がさっぱりした味わいになります。
合わない食材がある
実はオリーブオイルにも合わない食材があります。
その代表例が魚のカツオです。
オリーブオイルをかけることでカツオが一気に生臭くなってしまうため、相性が悪い食材の代表格とされています。
その他の魚やお肉、野菜には合うケースも多いですが、主張が強い油なので相性には注意しましょう。
オリーブオイルのメリット
健康に良い
オリーブオイルは健康に良いと言われています。
オリーブオイルには抗酸化作用があるため、健康改善に役立つ効果があります。
具体的には、心臓病のリスクを低減したり、高血圧や糖尿病のリスクを低減することができると言われています。
なので毎日料理に使用する油をオリーブオイルに変えるだけでも、十分な健康改善につながります。
美容に良い
毎日オリーブオイルを摂取することで健康的になり、結果として肌のツヤが良くなるなど美容効果が期待できます。
またオリーブオイルを直接肌や髪に塗る美容法もあります。
オリーブオイルには、肌を柔らかくしたり、保湿の効果があるため、乾燥肌や敏感肌に適していると言われています。
また、髪に塗っても、同様に髪質を柔らかくしたり、栄養分を与えることができます。
このようにオリーブオイルは、食べて良し、塗って良しの万能油なのです。
美味しい
オリーブオイルが人気である1番の理由は、その美味しさにあります。
オリーブオイルは様々な種類があり、独特な味や香りが楽しめます。
パスタ料理に使ってもいいですし、サラダに直接かけても美味しく味わえます。
他の油と比べて香りが豊かなので、多くの人を魅了しているのです。
オリーブオイルを使ったレシピ
オリーブオイルを使ったおすすめのレシピを2つご紹介します。
オリーブオイルとレモンのパスタ
食材
- オリーブオイル: 1/4カップ
- 白ワイン: 1/2カップ
- パスタ: 150g
- トマト缶: 1缶 (細かく刻んでおく)
- 玉ねぎ: 1個 (細かく刻んでおく)
- ガーリック: 2クローブ (細かく刻んでおく)
- 塩: 小さじ1
- レモン: 1個 (絞っておく)
調理手順
オリーブオイルを温めて、玉ねぎを炒めます。その後、ガーリックを加えてさらに炒めます。
白ワインとトマト缶を加えて煮詰めます。しばらくしたら塩を加えて味を整えます。
茹でたパスタをソースに加えて味を絡ませます。最後にレモンを加えて混ぜ合わせたら完成です。
オリーブオイルとバルサミコのドレッシング
食材
- オリーブオイル: 1/2カップ
- バルサミコ酢: 1/4カップ
- マスタード: 小さじ1
- 砂糖: 小さじ1
- 塩: 小さじ1/4
- ピーマン: 1/4個(細かく刻んでおく)
- ローズマリー: 少々
- ガーリック: 1片(細かく刻んでおく)
調理手順
刻んでおいたピーマン、ガーリックをボウルに入れて、ローズマリー、バルサミコ酢、マスタード、砂糖、塩と混ぜ合わせます。
最後にオリーブオイルを加えたらドレッシングの完成です。お肉やサラダなどにかけてお召し上がりください。
オリーブオイルに関するよくある質問
オリーブオイルに関するよくある質問に回答します。
オリーブオイルの栄養素は?
不飽和脂肪酸、ビタミンE、カリウム、鉄など、健康に良い栄養素が含まれています。
何色のものが良い?
オリーブオイルの色は、収穫時期や収穫方法によって異なります。しかし一般的には、深い緑色のオリーブオイルが良質なものとされています。深い緑色のものは収穫が早く、多くの栄養素が含まれているためです。
どのように製造されている?
オリーブの果実を圧搾して作られます。圧搾には、機械的な方法と化学的な方法があります。機械的な方法は、摩擦や圧力を使って油を抽出する方法であり、化学的な方法は溶剤を使って油を抽出する方法です。
どのようにして保存すればいい?
オリーブオイルは、高温を避け、暗い場所で保存するようにしましょう。また開封後は、できるだけ早く使い切るのが望ましいです。オリーブオイルは、空気と接触すると酸化し、徐々に劣化してしまうためです。
まとめ:オリーブオイルにはデメリットもあるがおすすめ
本記事では、オリーブオイルのメリットやデメリット、おすすめのレシピについて解説しました。
デメリットもゼロではありませんが、基本的には微々たるものです。
健康にも良いので積極的に料理に使っていきましょう。
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