「電気代も高いし、人感センサー付きのエアコンの方いいかな」、「ちゃんと人を検知してくれるの?」
エアコンは家電の中でも大きな買い物の1つです。
10万円を超えることもあるため、慎重に選びたいところ。
最近では人感センサーによって、自動でオン・オフを切り替えてくれるエアコンが増えています。
節電にもつながり、魅力的な製品ですが、実際に使ってみてどうなのか気になりますよね?
本記事では、人感センサー付きのエアコンのデメリットについて詳しく解説します。
エアコンの人感センサーとは?
エアコンの人感センサーとは、部屋に人がいることを自動で検知する機能です。
この機能により、誰もいない際にはエアコンを自動でオフにすることができ、節電効果が得られます。
例えば朝早くに家を出て、終日外で過ごす予定であったとします。
このような場合、普通のエアコンだと人がいない時も冷房や暖房をかけ続けます。
しかし人感センサーが搭載されていれば、外出中の間だけエアコンを自動で切ってくれるのです。
エアコンの人感センサーのデメリット
人感センサー付きエアコンのデメリットは以下です。
- 感度が低い
- メンテナンスが必要
感度が低い
人感センサー付きのエアコンの中には、感度が低い製品もあり、誤作動することがあります。
エアコンの人感センサーは、設置環境や周囲の条件によって感度が変わります。
具体的には、窓からの光などが影響するのです。
また犬や猫などのペットを検知できないため、その点も注意が必要です。
感度を高める方法としては、周囲の照明や反射を防ぐことが挙げられます。
また製品によっては、感度の調節が可能なものもあるため、そのような製品を選ぶのも解決策の1つです。
メンテナンスが必要
人感センサーが壊れた際は、速やかに修理に出す必要があります。
人感センサーは常に動作し続けているため、劣化しやすい傾向があります。
故障したまま使ってしまうと、誤作動が起きて冷房や暖房をかけ続けることになります。
その結果、電力代が上がってしまうことも。。
メーカーにもよりますが、人感センサーの修理代はそれなりにかかるため、注意が必要です。
人感センサー搭載エアコンを購入する際の注意点
人間センサー搭載エアコンを購入する際は、以下の2点に注意しましょう。
- 利用環境に合った製品を選ぶ
- 予算に合った製品を選ぶ
利用環境に合った製品を選ぶ
節電効果を高めるためには、利用環境に合った製品を選ぶことが重要です。
人感センサーの性能は、製品によって異なります。
例えば、オフィスなどの人が多い環境で利用する場合は、高精度な人感センサーを搭載した製品を選びましょう。
多くの人が行き来する環境では、より頻繁にエアコンの制御が必要になるためです。
逆に倉庫など人の出入りが少ない環境で利用する場合は、精度が低い低価格帯の製品を選んでも問題ありません。
予算に合った製品を選ぶ
人感センサーや加湿機能など、高性能なエアコンになるほど価格が高くなります。
エアコンは使用する部屋のサイズによっても価格が変わりますが、標準的なモデルであればおおむね10万円以下で購入することができます。
一方で人感センサーが付いた高性能なモデルを選んだ場合、10万円を超える可能性が高くなります。
購入時期によって価格が変わる
エアコンを始めとする家電は、購入時期によっても価格が大きく変わります。
特にモデルチェンジの時期と決算月が重なる3月は、価格が安くなることが多いです。
急ぎでない場合は、最も価格が下がる時期を狙って購入するのが良いでしょう。
おすすめの人感センサー付きエアコン
人感センサー付きエアコンのおすすめはダイキンのうるるとさららです。
空調専門メーカーであるダイキン製のエアコンは、非常に性能が高く、満足すること間違いなしです。
具体的には、以下のような体に優しい機能が多く搭載されています。
- 人・床温度センサー
- 美肌保湿運転
- 水内部クリーン
- 防カビ加工ファン
- 抗ウイルスフィルター
- 高温風モード
- パワフル運転
- スマホ接続対応
私自身、ダイキン製エアコンを長年愛用していますが、本当におすすめです!
エアコンの人感センサーの代替手段
実は人感センサーが付いていないエアコンでも、節電効果が得られる方法があります。
タイマー機能を使う
人感センサーがなくても、タイマー設定を使いこなすことで同じような節電効果が得られます。
ほとんどのエアコンには、予約した時間にエアコンのオン・オフを行うタイマー機能が搭載されています。
例えば、朝7時に出社して、18時に帰宅し、24時に就寝するなど、規則正しい生活を行っている人もいると思います。
そのような人は、家にいる時間帯に合わせてタイマーを設定することで節電することができます。
また人感センサーよりも確実にエアコンのオン・オフが行えるといったメリットもあります。
スマートリモコンとの連携
スマートリモコンと連携させることで、エアコンを適切なタイミングで自動運転させることができます。
具体的には、以下のようなことが実現できます。
- GPSで居場所を検知し、家にいるときだけエアコンを付ける
- 家族のスケジュールに合わせてエアコンを制御する
- 家の照明をつけている間だけエアコンをオンにする
上記は一例ですが、自分の思い通りに自由に設定できるのがメリットです。
スマートリモコンを導入するのにもコストがかかりますが、他の家電とも連携できるので、コスパは悪くありません。
エアコンの人感センサーに関するよくある質問
人感センサーに関するよくある質問にお答えします。
人感センサーは必ず節電効果が得られる?
人感センサー機能を用いることで消費電力を削減できる可能性は高いです。ただ、前述の通り誤作動が生じる場合もあるため、100%節電効果が得られるわけではありません。
人感センサーが誤作動する原因は何?
強い日光や温度の変化、センサー自体の故障が原因となる場合が多いです。利用環境に合わせてセンサーのオンオフや感度の設定を見直すことが重要です。
人感センサーはオフにできる?
基本的にはどの製品でもオフすることができます。誤作動が多いようであれば、オフにしておいた方がむしろ節電になる場合もあります。
まとめ:人感センサー付きエアコンはデメリットを理解して購入しよう
本記事では、人感センサー付きエアコンのデメリットや購入時の注意点、意外な代替手段をご紹介しました。
人感センサー付きエアコンのデメリット
- 感度が低い
- メンテナンスが必要
人感センサーは、基本的には節電効果が高い非常に便利な機能です。
自分の予算に合った製品があれば、ぜひ購入を検討してみましょう。
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